秩父山系ブドウ沢のと北海道ヌカビラ山系」で相次いで沢登りの事故があった。
なかんずく秩父の事件は女性登山者Ⅰ人、若き救助隊員5人、ニッテレ記者2人という3次までの惨事を招いてしまった。 十数年前のことになるが登山仲間が「登山の醍醐味は沢登りに尽きるヨ!」というので2回ほどつきあった。 すぐ邪道とわかりたもとを分かった。涼しいのは解るが道のない谷を登るのに何の意味があろうか。去年登ったとしても谷は生き物である。今年は違う。 沢登り、岩登りのなどの世界はアスリート、つまり陸上競技や体操が出来るほどの基礎体力が必要である。たとえば100m全力疾走が出来るとかバック転ができるとか・・・。 下半身がずいぶん太めで、短足のおばさんが同行しているのなど笑っちゃう。渡渉とか岩登りとか大変だ。今回も滑落したのは女性だった。東京都勤労者山岳連盟の登山隊は放置してしまい、救助を依頼した。 7人も居たのだから・・・、ロープを持っているはずだから・・・、自分たちで担いで下るべきだった。川だからソリのようにして下ればいいだろう。安全な場所から救助依頼をすればいい。 日テレの記者にいたってはガイドから断られたのに再び入山したのは理解に苦しむ。これも自己責任の範疇だろう。日ごろの鍛錬に怠りなかりしか?土台、冷房のきいた高級オフィスに務め、夜は冷房の効いたマンション住まいでは夏山など無理だろう。 北海道ヌカビラ山系も谷川が多く、腰まで漬かって渡渉せねばならないところが多い。なにも体力のない人が登ることはない。安易なツアーがもたらした救助依頼SOSとしか言いようがない。 救助隊も困難な作業に安易にとりつく必要はないだろう。人の命は大切かも知らないがもともと安易な登山計画による自己(集団)責任、安易な救助依頼などが問われるべきだ。 救助隊は貴重な税金を使っている。自治体、家族、会社の事なども考えるべきである。無理してまで出かけることは無い。
by nandemo29
| 2010-08-04 09:33
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