3月26日、わがふるさと鳥栖で九州交響楽団と鳥栖市民合唱団[(150名+50名の九響合唱団)で第九の演奏が行われた。
参加のいきさつについては前に書いた通りである。 九州のクロスロード鳥栖。 新幹線開業記念のビッグイベントとして多大な予算を投じて取り組まれた。 出演が決まって以来の3か月間、素人なりにかなりの負荷がかかった。記憶力という機能が確実にむしばまれていることを再認識せざるを得なかった。 12日の新幹線開業記念行事は3・11震災の影響ですべて取り消されたが第九は人々に勇気と希望を与えることだからと実現の運びとなった。 田舎の町が九響を呼ぶなんてとても出来ないことだが楽団の専務理事が当地出身であることも幸いしたのだろうか。指揮者も常任指揮者ではなく斯界のトップ、東響の堀俊輔氏を招いて行われた。 熱心な堀先生は事前の練習で見るに見かねてノーギャラで2回も遠路サービス指導をされた。 最後のレッスンは24日(金曜日)鳥栖会場。・・・この日は厳しく、我々出演者を震撼させるに余りあるほど激怒された。チャカンチヤカンにやられた。 土曜日は福岡・末永文化センターへバス3台で移動。オケ合わせ・・この日は一般公開練習でトークショウ気味の解説付きですすめられた。 そして本番の前ゲネプロ。「日本に300ほどの第九を歌う合唱団があるが当初は296番目ぐらいだった。しかし今、皆さんの歌声はベスト5に当然入る、自分は日本で一番第九を指揮している一人から大丈夫!」との激励のリップサービスをいただいた。 これに乗らないわけはない!九州交響楽団合唱団員50名の応援を得、200人のOH ! Freude!は高らかに響いた。 小生の隣は九響の団員(女子大生)であった。彼女とコーラスしている雰囲気気持ちよく歌えた。やはり歌も若い人と歌ったほうがノリがいい。(自分のことは棚に置いてだが・・・後期高齢者のオバサン達とは歌いたくない) 来場者の激賞が舞台へ跳ね返ってくるのが伝わってきた はれがましい一日。カーテンコールが延々と続き合唱の幕が閉じた。 苦悩を超えて歓喜へが!実現した。
by nandemo29
| 2011-03-28 09:52
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