16年8月12日。
石橋美術館が東京へイッチチ!だと。 閉館の記事は早くに耳にしていた。久留米の人はもう見飽きてだれも来ない。東京なら数千万人の顧客がいる! 去年5月に東京に行ったとき、八重洲の東京店は受け入れのために閉鎖して工事を開始していた。 招待券をもらっていたのでぎりぎりにならぬうちに・・・と出かけた。 今生のお別れか・・・と。 今回ばかりは・・と音声ガイドをフンパツ 執念を込めて見て回った。 疲れると真ん中の椅子にどっしりと座った。 いまさら小人が書くまでもないが青木繁、坂本繁次郎と石橋正二郎との不思議な因縁。財閥になっても崇高な精神をもち続けた正二郎。いまでいうメセナの精神。 異彩を発揮した筑後画壇の人たちはもちろん、日本の画壇、そして世界でも垂涎の的の洋画の数々。 長い期間、もう何回も拝んだ作品ばかりであったが名ごりを惜しみながらじっくり拝聴、拝見した。 久留米の宝であったが久留米だけで費消するのはもったいない。 世界に誇れる芸術作品ばかりだ。 やはり全国区で見てもらいたいし日本を訪れる海外の人たちにぜひ石橋コレクションのすばらしさを見てもらいたい・・・・と思った。 オリンピックに訪れる人たちにも世界遺産になった上野の国立西洋美術館ともどもぜひ宣伝してほしいと思うがどうだろう。
by nandemo29
| 2016-08-12 15:52
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