中国に関する本2冊を読んでみた
副島隆彦近著「あと5年で中国が世界を制覇する」(ビジネス社) 中国人・関志宇雄の「チャイナアズナンバーワン」(東洋経済) いつもの通り、忙しいあなたのためにちょっとレポート感覚で!<(_ _)>。 この30年間の平均経済成長率 一位中国 9,8% 二位シンガポール 7.0 三位ベトナム 6.6 ・・・・・・・ 番外 日本 2,9% アメリカ 2,4% この30年で自動車の保有台数が15万台から一千万台となった。(ちなみに千人当たりの保有台数・・アメリカ800台、日本600台・・中国は7台☞まだまだ発展の余地がすごく残されている証) (ちなみにちなみに15年ほど前、山東省・五台山へ行った。北京からの汽車はもと満鉄の石炭車、バスはオンボロの日野自動車、舗装は全くなしガタガタ・・・だった) GDP国民総生産は今年度に日本を抜き世界第二位となる。株式市場の時価総価格は09年、日本を上回った。世界の銀行のベスト3は中国商工銀行(1879億ドル)など全部中国の銀行が占める。 (ちなみに日本最大の三菱UJFは561億ドル☞第8位) アメリカの国債の保有高(2009年7月) 第一位 中国 8947億ドル 前年比 57.5%増加 第二位 日本 6772 17,7 第三位 英国 1638 39,6 外貨準備高=2,4兆ドル。民間部門を合わせると10兆ドル(ちなみに日本は1兆ドル) アメリカは4000兆円(40兆ドル)もの累積赤字を抱える国家、しかも粉飾国家だという。 数字上からみればオバマは中国に偉そうなことは云えまい。 (ちなみに被占領国日本は債権国なのにアメリカに頭が上らない) 話題を変えよう!この30年、雑貨、繊維製品、軽工業、電化製品などは中国が世界を席巻した。御蔭で日本ではユニクロとダイソーだけが繁盛した。でもユニクロで売っている1万円のジャケットは素材をチョット悪くして1千円で売っている。10円の洋服も売っているという。アジア、中南米、アフリカなどでも浸透は同じである。 相対的にみると中国は上げ潮、アメリカは衰退、日本は沈下するのみ(/_;)である。 長くなるので・・・。 中国の二つの海底。 1)共産党独裁体制、一党支配から民主政治体制への移行ができるか。人民解放軍の解体が出来るか。 2)台湾、チベット、新疆ウイグルの問題を解決できるか 話題を変える!私見。 その1)アメリカな膨大な国債を世界に売りつけ(つまり借金)、世界通貨としてドル紙幣を印刷(つまり現金詐取)しなんと軍事産業、アフガンへの出兵、その他兵役への支払などに充てている。オバマはすでに拒否出来ない。 とても沖縄に自前で兵力を維持することなど出来ないのだ。 その2)中国と日本の最大の違いは指導者のリーダーシップだろう。中国はすっかり安定した。日本は毎年トップが代わり変わった途端に風前の灯!、無意味な政争に明け暮れている。御蔭で財界も右顧左眄!落ち着いて自分達の仕事ができない。困ったものだ。 さてあと5年、世界は、そして日本はどうなっているだろう!!アメリカはもちろん日本も危ない!!
by nandemo29
| 2010-03-13 10:10
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