2011年4月2日。
高校の同窓会が「第18回観桜同窓会}が開かれた。 卒後20年の38歳から開かれているので実質38回目である。小生はずっと出席したが、ここ5回ほどサボった。孫孝行に春休みを利用して4回の海外旅行、一回は吉野、京都の桜遊山のため欠席。(いずれもブログに掲載スミ)6年ぶりの参加である。 久留米市の百年公園の筑後川堤防に同窓生約半数の240名の篤志で18年前にソメイヨシノを120本植え ←「明善桜」と命名した。 その明善桜は近年見事な花をつけ、幹回りも70cmほどになり成人桜に成長した。名物の久留米つつじが咲く前のひととき、当地の風物詩のひとつと自認している。 ↑ 同窓会での諸兄姉 昭和26年入学、今年で丁度60年になる。25年に隣接する旧制久留米高女と合併。新制高校の29年度第五回卒業を記念して「五善会}と称している。 当時の同窓生540名、(男女ほぼ半分ずつ)うち物故者、不明者など100名あまり。返信アリ200名、返信ナシ200名。人生イロイロ、同窓生もイロイロ。 今回は東日本震災という時節柄、東京からの参加が激減し、一泊の旅行も中止となった。・・・・で、出席者は58名。154名から便りあり。リサーチビルで恒例の会食、世話人より会のプール資金から大震災に対し10万円の寄付金の申し出があり拍手で応諾。 ハジメチョロチョロだがアルコールの勢いで会は賑やかとなる。でもまあ老いぼれには違いない、等しく、後期高齢者手帳を交付される身である。インターネットしている人はほんの数人でチョット寂しい。そのまた少数しかわがブログを見ていないのダ! 趣味は無い、強いて言えば病院通いだそうな。それでも参加できない人よりは幸福な生活を送っているはずだ。諸兄姉同輩は老後はこれから、どうして過ごすのだろうか?いまどきネットができない・・・と言うのは文明に背を向けていることにならないか? 迂闊にもまったく知らなかったことがあった。数え年で今年は喜寿であるという。 小生は知らないことにしてもらおうIMAGE|S13#] 60歳引いて花の16歳!あの若き日、入学式のころの心躍らした桜吹雪がなつかしい!! 小林一茶はおらが春などと謳歌したが晩年には・・・,こちとらは花が咲こうが咲くまいが ... よるとしや桜のさくも小うるさき 小林一茶 と詠んだ。今年の桜はうらめしく、葬送花の感じさへ漂う。 ああ東日本大震災!!
by nandemo29
| 2011-04-03 21:19
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