13年11月4日。文化の日の振り替え休日。
NHKの朝ドラ「ごちそうさん」の後に放送された『きわめびと』という番組をたまたま見て驚いた。 左きわめびとは嘉納愛子さん。 ☜まだ106歳とは思っていないんです いまも現役で歌の指導をされる。言ってみれば元気印の歌のおばさん! 司会者は三宅裕司。客人として、けいこ師匠、若尾文子、市田ひろみ三。各界一流の諸氏も開いた口がふさがらない。 80~90はまだはなたれ小僧だろう。 東京音楽学校出。戦前、山田耕作の愛弟子の一人という。いまも現役。40~50歳の音楽の先生たちに歌曲の指導を直接される。先生のセンセイだ ☜「神様に願い事をしてはいけない お礼をいいなさい」 すごい応接間とピアノ。 からたちの花の歌い方・・・実況。 3小節、手をたたいてたちまちストップがかかる!「ソコダメ!叙事の部分と抒情の部分では歌い方が違うのヨ!」 矍鑠とはこのお方の為にある言葉だろう・・・と思った。身体機能はなにしろ躰が柔らかいのだ。床に手が付く。腿を直角にもち上げる運動など独自の嘉納体操がある。 体内年齢30歳。 おしゃれも現役!化粧には手間暇をかける。机の中には化粧道具、マニュキユアなどがぎっしり!色気たっぷり!まだ恋ができるかも!なにしろ老いぼれ感が無い! おなかから声を出すのがいいのかもしれない。 前に106歳の昇地三郎さんのことを書いたが、小生の知る限りでの男女の双璧と云えようか。言動からするとこ嘉納さんのほうが美女だけにはるかに若いような気がする。 追伸 2014年5月、新刊 ☜自叙伝が発行された。 なんとピンクの装丁! この人はわれわれ庶民とは全く違う階層の人だ。 当時の音楽学校(2千人に一人)に行き、 山田耕作に師事。 彼女の夫は神戸の造り酒屋の社長。山田耕作の友人であり、パトロンでもあった。 まあ優雅この上もない生涯である。 70.80は花盛り!とのたまう。 いま小生はちょうど男盛りというべきか?
by nandemo29
| 2013-11-06 09:21
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