植物13年11月17日。
福岡植物友の会がが鳥栖にやってきた。 第657回の例会というから凄い!! 小生は1890年(平成2年)から平成20年まで、18年あまり、同会に所属していた。 毎月1回、野山に出向き、植物の観察をする会である。 1959年(昭和34年)創立だから伝統あるクラブである。日本でも有数の会。 小生が世話役の端くれをしていたころは210名前後だっし、そうそうたる人たちがいた。インテリが多かった。いまは150名とか。時代のながれか。 上部団体に日本植物友の会がある。 年一回、九州各県合同での観察会がある。 もう退会して5年ほどになるが、初めて「例会」が鳥栖にやってくるというので昔なじみの皆さんにも逢いたくて出かけた。(例会の多くは福岡市周辺の野山。ただし特別例会というのがあり、北は北海道から、佐渡ガ島、北アルプス、南は西表島まで。外国にも数回、足を延ばした。絆は深い) 雨の予報。朝から雨が降っていたが、10時の開始の頃にはどうやら止んで傘なしで回ることになる。 参加者46名。 鳥栖市・河内町の市民の森。 コカコーラが冠スポンサー⇒ ちょっとだけ紅葉が始まっていた。 説明者が植物の名前を認定し、解説を加え、名札を付けていく。 参加者は、それぞれに手帳にメモなどをしていく・・・というのが昔からの習わし。 毎回、概ね100件程度の名札がついていく。 会員が多いので後方にも解説者が就く。 まあ女性が8割か。聡明な女性が多い。いつも感嘆詞が響き渡る。 当方、まだ入会したころは50代半ば、体力もあり、白髪も少なく、紅顔(厚顔)のオヤジ?で華やいでいた・・・・それなりにもてたものだ。 此処にはシダ類が多く10種ほど出てきた。 ⇒アマクサシダ キジノオシダ、オオカグマ、フモトシダ、 ワラビ、オニカナワラビ、ホソバイヌワラビ、 ハカタシダ、ウラジロ、ベニシダ、ミヤマノコギリシダ などなど 解説者はおおむね1か月前に予備調査を行い、あらかじめ列挙する植物の名前と順番を念頭に入れておく。 同じものでもなるべく見栄えのする枝に名札を張る。 皆さんを案内したかったここ一番の、峠の先のモミジ谷はまだ青々としていた。 正午下山、思い思いに昼食。 午後は移動して、杓子ヶ峰へ登る。 ここは鳥栖地方の小学校の遠足のメッカ。 キツネノマゴ アキノキリンソウ ここは宮地岳神社の分社! 山頂にて一休み 2時半下山。 折角来たので大山祇神社へ250年を経たモミジ、イチョウ、などの巨樹群を拝観をかねて行く。 此処のイチョウもカエデも例年に比べて紅葉が遅く、まだ青々としていた。 3時半、無事散会。 皆さんへおもてなしのとしての品(鳥栖名物すずめ最中)を帰りのバスに差し入れした。 夜、電話があり、皆さん喜んでいただいたとのこと。 今日も感謝の一日。よき一日だった。
by nandemo29
| 2013-11-18 11:49
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