高城山は702m。
これから奥千本を過ぎ、急阪を150mほど下ると谷底に西行庵(736m)がある。⇓ 西行の北面の武士のころの振る舞い、 出家しての行脚、彷徨。 月と花をこよなく愛した歌人。 もっとも日本人の心に迫る人の一人と云えるだろう。 特に辞世の句を作り、10年後に希望どおりこの世を去ったと云うから凄い。 享年73歳。 (後世の人が物語として作ったのかもしれない) ねかはくは 花のしたにて 春しなん そのきさらきの もちつきのころ 小生もこの偉大な句を拝借、3句ある辞世の句の一つに加えている 願わくば、花の下にて我死なん 百十歳の望月のころ 当時の70歳と今の百十歳は同じ程度だろう。平均寿命は50歳には届かなかった筈。 ちなみに小生は誕生日が4月2日である。あと30年余ある。元気でピッタリ生きたい 西行庵の向は最高峰の青根ガ峰であるがその方角の杉林はバッサリ切られ、サクラの植林がなされていた。 西行庵から20分ほど登ると吉野山の頂上、青ガ峰(857m)に着く。頂上は20坪ほどのお椀をひっくり返したような狭い広場。 団体のツアー50名ほどがひしめき合っていた。⇓ 森林の中を1時間半ほど歩くと蜻蛉の滝へ出る。⇓ ☜此処が最終地、西河公園(250m) 添乗員はもとアムーズトラベルのAさん。 ガイドは現地調達の若い男女二人。 ツアー参加者は平均年齢60ウンサイ。 さっさと歩くので、当方は写真を撮りながら常に小走りでついて行った。 アミューズトラベル時代と全く同じ体操で締めくくる。女性ばかり!
by nandemo29
| 2014-04-16 10:59
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