秋たけなわ、神嘗祭が終わり新嘗祭が近くなってきた。いま、有難い事に庶民でも金さえ出せば、いち早く新米を食べることが出来る。アラヒトガミさまどころかカミサマより早くにである。
さて報道によると現在 米の関税比率は 780% 麦は 250% ついでにコンニャクはなんと 1700% WTOで諸外国は日本に関税障壁の見直しを迫っているが日本政府は農業保護のため頑として聞かない。農業の保護は大切ではあるが780%もかかっているとはなんともやりきれない。 消費者の保護はどう考えているのかと言いたくなる。 780%かかっているということは、100円のものを輸入するのに780円の税金を国が召し取っていることになる。諸掛をいれると10倍近くの支払いを国民はしていることになるのだ。 保護という名の国による搾取の一種であろうか。(もっとも国内米の高価買い入れ、減反援助などへの資金の若干の移動はあろう) 小生は「すべての援助という行為は被援助者の生態系?を壊す」という持論をもっている。 国際間の援助、団体の交際、業界の援助、個人への援助(援助交際(^_^)も含む)。 これについてはまた稿を改めよう。 純粋なボランテイアとかたとえば奨学資金、あしながおじさんなら許されようが自由経済社会の法則を壊すような規制は極力避けるべきである。 自由貿易のおかげで、日本は世界一の外貨を保有し、日本の企業はトヨタを始め、じゃんじゃん儲かっているのである。自動車に780%の関税がかかったらどうなるのか考えてみると良い。 ブッシュが京都へ今日やってくる。ブッシュはネオコン派、軍事産業、団体に支えられている。日本国の軍備の充実、高額武器の売りつけは当然重要課題だろう。 牛肉とか米のことはほとんど話題にはならないかもしれない。 米国はトヨアシハラならぬ名実ともコメの国、780%の影響を一番うけている国のひとつかもしれないのに。 農産物が自由貿易になり、コメが関税なしでいまの一割の値段、麦が半額以下、コンニャクが1700分の一・・・・と考えてみよう。レッツ イマジン! コンビにでのおにぎり、そしてスうどんはいくらになるだろうか? この夏西海岸に行った。向こうの人はみんな口をそろえて「生活は至極しやすいですよ」という。 コメも麦もコンニャクもかように安いのだ。果物は豊富なんていうどころではなかったのだ。
by nandemo29
| 2005-11-16 09:46
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