私の老い支度 その2 3年前から年賀状を書くのを止めた。 毎年それなりの煩雑さに追われていた。が・・・いまはまったく開放された感じだ。 現役時代は営業関係だったので、ピーク時は300枚以上にもなっていた。 転勤族だからどんどん増えていく。これが自分の財産だと自認していた。ひいては業績にも関係してくる。命令は無いが、会社もそれを支持していたようだ。両親の喪中時にも宮家でもあるまいし・・私的なことだからと出し続けたほどである。 年賀状は不思議なもので親しい人だから必ず出すわけでもない。通常あまり挨拶もしないのに何年もずるずると賀状の行き来があるグループの人もいる。 55歳で定年となりなんとか減らさねばと思い出した。喪中のはがきが来れば翌年は書かない、 3年以上行き来がなくこれからもお会いすることは絶無の人には書かない、新規には発生させない、など自分なりに基準を立ててどんどん減らしていった。 60歳で100枚まで減らした。パソコンでの作成もなんとかこなせるようになった、が・・・百十歳まで生きることになっている小生としてどこかできりをつけなければならない。喪中の挨拶状はもらうのも出すのもいやだ。元気ないまがチャンスだ!と一刀両断決めたのである。(老いぼれてからでは遅い) 世の習いとは言えインターネットの時代にいまさら郵便でのやりとりでもあるまいと。 賀状を出さないとせいせいする。なにもいじめにあうこともないようだ。 ひとに煩わされない生活がストレス解消の秘訣になる。ゴーイングマイウエー。
by nandemo29
| 2005-12-14 11:15
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