この5月10日からW社のツアーで10日間の中国・湖南省・帳家界の観光に出かけた。 緯度でいえば沖縄あたりであろうか。枇杷がもううれていたし、水田は二部作でおおかた田植えはすんでいた。 苗(ミャオ)族の少女、小柄できれい→ 三国志にも出てくる武陵源といえばご存知かもしれない。実は小生も行くまで張家界などどこに在るのか知らなかった。 数年前、登山ツアーで行った絶景の「黄山」と雌雄を争うというのが興味をそそった。 http://www.arachina.com/heritage/wulingyuan/ 自然遺産と少数民族がテーマである。 帳家界市は人口126万、その75%が少数民族という。 揚子江(長江)の南に杜甫の詩で有名な洞庭湖があり、その又西方400キロほどに位置するド田舎であり、少数民族の里である。ミヤオ、土家、トン、白、回、チウン族などがいる。 参加総員23名。平均年齢70ウンサイ、小生はなんと男10名中三番目に若い。大型連休も済み、この時期には後期老年者しか集まらないのだろうか。 福岡→広州(一泊)→貴陽→銅仁(隣の省の田舎の空港)とフライト。 途中悪路で30分ほどもバスが動かない。難儀する。 やっと脱出して古都、鳳凰に着く。ここに3泊することになる。 夜、屋台の見学に行った。こちらの人は朝も夜も外食が多いとガイドの話。昼食はどうしているのか聞き漏らしてしまった。そういえばマレーシアでも同じであった。南方系の特色であろうか。日本と違い店舗設備への巨大な投資が要らない分、格安で提供できるのだろう。衛生とか許認可とかくそ食らへの店ばかり。飛行機と船以外はなんでも食べるというお国柄、蛇、蛙、ほかなんとも知れない?ものが多い。豚などは口の先から尻尾の端まで丹念にならべている。ここは内陸地だけに淡水の魚貝の種類は多い。 3日目ようやく観光が始まる。鳳凰県・鳳凰古城。 ここは清の時代から300年続く古城の街である。苗(ミヤオ)族との攻防の要塞として作られた。 沱江という川(幅80m)の両岸ぞいにたくさんの店舗が立ち並ぶ。土産ものはみんな「チュウゲン!チュウゲン!(10元→140円のこと)」と叫ぶ。100円ショップなみのものが多い。 以後、毎日この声を聞くことになる。(もっともこちらの平均の年収は2万円ぐらいと聞けば納得がいく。日本人の千円ほどだろうか。そういえば北京や上海の空港では千円!千円!と日本人客にけたたましく呼びかけて来る) 沱江の川くだりでみる旅館街は吊脚楼という川に柱がななめにかかった構造である。平日なのに観光客は多い。 ここは生姜飴が有名でゆうに数十件が飴つくりの実演をしながら食べさせてくれる。
by nandemo29
| 2006-05-22 17:59
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