山はすでに秋色
9月2日、久住山郡の崩平山(くえんひら山、1288m)に登った。やまなみハイウエー朝日展望所に車をおいて南方、片道1時間半足らずの山である。 久住にはもう50年余も行くがこの山には不思議に縁がなかった。ハイウエーが出来て、登山というにはあまりにものぼり甲斐のない山である。それにテレビ塔がいくつもたっているのは興ざめである。 しかしいつかはと思っていたので帳面が消えない。申し訳ないが仕方なし・・という感じで登ることにした。 丁度白水鉱泉の炭酸水を汲みにいき時間が余っていたのでついでに・・といった感じである。 11時15分、下界はまだ暑苦しいが山はもう秋のよそおいであった。ススキがなびき、ワレモコウがこぼれるように咲いていた。ゲンノショウコ、シコクフウロソウも季節である。 林道を30分も行くと標識があり山道となる。ツリフネソウの大群落が待ち受けている。数日前の雨で粘土質の山道はずるずるで足場は不良である。登りは良かったが帰りには3回もすべってしまった。足腰の衰えもあるだろう。 12時30分、頂上に着く。頂上の標識は半分なくなっていた。360度、視界が利くとのことだったが生憎、うす曇りでちらほらしか見えない。シャツはびしょぬれになった。誰もいないので、上半身裸になって干す。一時間ほど休憩する。3組のパーテイと遭った。 帰りは豊後森の個人温泉に入って帰る。これ好日。 あと花牟礼山(1330)mがひとつ残ったことになる。 ワレモコウ・・・バラ科・ワレモコウ属(吾木香 ・吾亦紅・我毛紅・地楡・カライトソウ) 名前をつけるとき、選者がこの花は何色か?と問いました。茶色、紫などと生徒は答えました。そのとき選者にはどこからか『私は赤です」と必至の声が聞こえました。・・で『我もまた赤、つまり・・・紅」と付けられました。 以上新説をWikipediaの辞書のワレモコウ第二欄に小生が書き込みました。 ついでに珍説です。ススキが私はあなたが好き・・ススキといった。対する相手は・・・「我も恋う」と・・・ワレモコウが言った。そういえばいつもススキ郡の中にある。 ゲンノショウコ・・・フウロソウ科・フウロソウ属) 昔から干して下痢止めに使われ、飲んだらすぐ効くので「現に効いた証拠」がここにあるという意味である。 ツリフネソウ・・ツリフネソウ属・樹林の下に群生する。
by nandemo29
| 2006-09-05 10:49
| 花
| TOP
|
ファン申請 |
||