白水鉱泉の炭酸水汲み
この夏からちょっと天然・炭酸水にはまっている。 久住・黒岳の北側山麓に広大な湧水群がある。そのひとつは男池という。ミヤマキリシマで有名な引治岳の北登山口にあたる。滾々と湧き出でる湧水は地球誕生の遠さを物語るに十分な証拠を見せてくれる。 ここから通常、隠し水を経て、ソババッケを通り高塚山→黒岳にのぼり、御前岳と縦走するのがお気に入りのひとつである。古生層からなるこの地は、若々しい久住山群のなかでひときわ趣の違った深山を形成している。原生林に覆われて、秋は見事な紅葉が山を彩る。 この山麓が白水鉱泉といい、良質な炭酸水の噴出する地帯である。 白水鉱泉・「白泉荘」下の湧水は、ここ黒岳の原生林から湧き出る天然炭酸水である。 カルシウムやマグネシウムなどの天然ミネラル成分をバランスよく含んでおり、沸かすとアルカリ性になるという。また炭酸水なので二年間ぐらいは、腐らないそうだ。 ラムネ水とも言われるほど炭酸度は高い。ペットボトルの栓をひねるとポンと音がする。 聞いてみると、県外からの利用客も多い。昔は無料だったそうだが(先代の女性社長が、水は天からの授かりものだから人様から水の代金を取ってはならないと遺言したそうな)現在では入場料として500円を入り口で支払う。 入り口で聞いたらここには効能書きがないという。女性社長はあまり効かないと知っていたのかもしれない(*^^)v。 すぐ近くの白水鉱泉の水は凄く高い。20リットルで500円も取るようだ。ここはHPをつくり効能書きを配布、通販にも力を入れているようだ。検索ですぐ出てくる。大体、温泉とか鉱泉とかの効能書きをする学者はヤボ・エセが多いのが常だ。 待ち時間中に同胞に聞いてみると5年や10年も通っている!、それも100キロ圏外からの客という。まあ宗教みたいなものかもしれない。信ずるものは救われる!だろう。 ここは少ない日で70~80組、週末で140~180組来るという。通常一組2人が多い。300lぐらい持ち帰るようだ。中にはこの倍のプロ級のグループもいる。 みなそれぞれにペットボトル、タンクを用意して並ぶが通常で2時間待ち、週末は3時間待ちとなる。6本の蛇口を利用する。汲むのにまた一時間30分ほどかかる。 話はかわるがドイツではペットボトルでの水の販売は、通常、炭酸水入りである。スーパーでガスなしを買うのに一苦労した経験がある。ノンガスでは通用しなかった。オーネガスといったらようやく通じた。店員のバーサマは「なんでガス入らずをゼニ払ってまで買うのか?」と言いたげだった。 半年飲んでみたがまだ確たる証拠は解らない。我が家の鉄管ビールでいいのかもしれないとも思いながら、今日も炭酸水をがぶ飲みしている。水分の高度摂取で便秘にはいいようだ。
by nandemo29
| 2006-09-11 22:18
| 健康,百寿
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