百歳 昇地三郎 VS 九十五歳 日野原重明
正月2日、超人の対談をテレビで拝見した。 もう何度も見たり、聞いたり、読んだりしたことのあるお二人だが改めてうなった。 かたや、しいのみ学園園長で去年は世界一周の講演旅行、95歳から中国語を学び始め、いまは毎日中国語で日記をつける。人生99歳までは助走、これからが本番。 一方、東京聖路加病院院長で毎日8時から出勤、帰りは21時、講演は年200回を越す。通勤の車のなかで執筆、午前二時まで毎日原稿書き、なんと週1~2回は徹夜する。朝・昼飯は忙しいので2~3分で済ます。 かっての「きんさんぎんさん」は「百歳!百歳」とおおらかでほほえましい存在であった。どちらかといえば愛らしい老女であった。 しかしこのお二人の姿勢は矍鑠たるものだ。冷水摩擦を60年もしている。階段を2段ずつ駆け上がるのが得意。ともに現役の指導者であり、多忙きわまる毎日を送られているのだ。自制自鞭がなにごともなく身についている。 わが身が洟垂れ小僧なみであることを思い知らされた。 世の中にはまねの出来ることと出来ないことがある。 たとえばイチローとかダイスケの真似など到底不可能である。 しかしこのお二人の真似なら爪の垢の万分の一でも可能ではないかと思った。 ベストセラー「生き方じょうず」とは日野原さんの本のタイトルでもある。 過去と他人は変えられない! 明日と自分は変えられる! ということわざが思い出される新年であった。新年は等しくチャンス到来の時期でもある。
by nandemo29
| 2007-01-03 18:02
| 健康,百寿
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