定年後のさたも金しだいか?
年金の繰り下げ請求については前に書いた。 年金(老齢基礎年金)を受け取るには原則65歳からになっている。でも手続きをすれば早く受け取ることも出来るし、段階的に70歳からと遅くすることも出来る。 70歳まで繰り下げると損益分岐点は76歳であることも前にかいた。 厚生労働省の05年の予測によると60歳の人の寿命はおよそ82歳、まあ5年ほどは188%需給の恩恵に浴することが可能となる。 参考までにデータを書いてみる。 社会保険庁の04年末の老齢年金受給者は 2461万人 内繰上げ受給者 519万人(21.09%) 繰り下げ受給者 14万人( 0.56%) 通常の65歳 請求 1938万人(78.4%) 自分は長生きできるしそれだけの余力があると判断したひとが0.5%。つまり200人に一人が選択したことになる。小生は55歳のときに繰り下げ請求を決断した。同志が14万人いることになる。 現時点での瞬間風速かもしれないが、まあよかったかな~と思っている。 世の中定年後の沙汰も金次第の面があるからである。 さて、ある新聞のデータによると欧州をはじめ諸外国では定年後になにをするか?と質問するとサット3~4個上がるという。ガーデニング、ハイキング、旅行、趣味などなど。 日本人は1.7個だそうである。高度成長期を支えてきたのに、定年後も働きたい!が一番だそうである(T_T)懐が寂しいのだろうか? またまた、話しは変わる。 統計を見ると実際は日本の老人は貯金は沢山持っている。それなのに「退職後も働き続けることがライフプラン!・・・でないとやっていけない」と考えているひとが多い。「生涯現役」などときれいごとを言っているけど結果的に若い人の職場を侵食し、低賃金競争に加担していることにならないだろうか? 年金と、それなりの蓄えでやっていけないだろうか? まあひとそれぞれではある。 まとまりのない支離滅裂なエッセーとなったことをお詫したい。
by nandemo29
| 2007-05-11 21:08
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