7月8日
午前中、インド人街などを一人で散策。やはり異様な雰囲気でカメラを向けるのははばかられる。もう紀元前にタイやインドからここに出てきてタイ族自治州を築いた人たちがいまもこの地に残る。もの貰いに人に買い置きの食べ物、小銭などを提供する。まさしく貧者の一灯である。 熱帯雨林地帯の気候でちょっと歩けば汗がでる。 午後、昆明へ移動。 ここは雲南省の州都である。なんと海抜1900mもある盆地に370万人が住む大都会である。高度故、街中を歩くときは決して急いではいけない。 日本の女子マラソンランナーや実業団の高地訓練・キャンプ地として有名である。 1999年に世界花博覧会が開かれたと云えばご存知のかたがあるかもしれない。世界の花の都、一年中花が咲くということで春城というそうだ。当時友人から誘われたが行かなかったところである。憧れの地でもある。 ほんの4~5年前まではエレベーターが無く、建物はみな5~6階どまりでであったが最近は大きな高い建物もあちこちに立っている。大型デパートやウオルマートもある。 しかし、所詮、亜熱帯地方である。暑く、ほこりッポイというのが初印象であった。 タクシーもバスも洗車した車はほとんど見かけない。町中が汚れている。花壇も多いがちょっと違う。清潔さが無い。所詮は中国でしかない。 桂林ではおいしい中華料理が毎日食べられた。しかしシーサンパンナで最低の食事環境でしかなかった。 この夜は当地出身のYG譲が、昆明一番の料理店を案内してくれた。米銭(ミーセン)の店である。 云ってみれば米の粉で作ったにゅうめんみたいなものだ。 大きな土鍋に、煮えたぎった鶏がらスープが出る。これに6~7種類(薄切りの豚肉、鶏肉、牛肉、ハム、野菜などがそれぞれ皿に盛ってだされる。菊のの花ビラが極め付きだ)の惣菜をいれこれににゅうめんを入れ最後に菊花をいれる。 25元(400円)、これにビールが4元。(中国では25元出せばレストランでの食事は大体済む) 舞台での踊り子つきで、結局3回も食べることになった。
by nandemo29
| 2007-07-21 11:48
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