9月28日、空木岳登山頂へと→そして下山
早朝、4時起床が決まり。4時十分に起きたときには周りはもぬけの空だった。あわてて支度。後で両脇の人に尋ねたら3時半に起きたので合図せずに下に下りたとのこと。 食事はとれないまま4時30分集合、暗闇の中で体操、出発。ライトを頼りに進むが、寝坊したためか心は散り散り、足取りは全く困難のままヨタヨタと進む。 6時半、やっとのおもいで空木岳(2864m)山頂へ。今日もおかげでぐるりと山々が見える。すばらしい景観である。辛酸をなめて登ったものだけが味わえる爽快な気分である。 ←空木岳頂上碑 ↑御嶽山をズームアップ! 一番向こう右端にかすかに浮かぶのが富士山↑・・ Could you find it? さて、この山行は四つ星である。なぜだろう? 昨日のピーク歩きと今日の1800mの下りがあるからだ。池山尾根、小地獄・大地獄など滑落のリスクが大きい難所があらゆるところに散らばっている。両側あるいは片側を森林が覆っている。実際は千尋の谷が隠されている。下っても下ってもまだまだ辿り着けない下りがえんえんと続いた。今日の行程は約9時間。 解散のときリーダー曰く「この縦走コースは、言えばトーダイと同じ上級コースです。みなさんは山のトーダイを無事通過できました。わたしはリーダーとして至極満足です」と。 まあベスト10とは言わぬが11番目ぐらいにはあたるだろうか。 入浴も早々に中部国際空港ではいつものことに2時間半も待たされた。午後10時半、さすがに鳥栖駅に着いたときは階段で足がこわばり、歩くのがつらかった。久しぶりのハードな体験だった。
by nandemo29
| 2008-10-04 21:00
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